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happy life [happy life]

晩飯後の行動は昨日と同じ、今日は悠樹が先に風呂に入って、俺はいま一人で入っている。
明日は友達紹介か、まぁとりあえずそこらへんにいるだろ。
風呂を上がると、悠樹は日記を書いていた。
「おう、日記か、いいなぁ」
「毎日書くんだよ、一応これも宿題なんだ」
「お、イモリくんが書いてあるな、そういえば名前とかつけたのか?
「ううん、まだ」
「んじゃさ、タロウとか?」
「うわ、普通…」
「くう、んじゃイモイモ」
「うわ、普通…」
「んじゃなんならいいんだよ!」
「ウイモ」
「ん、なんじゃそれ」
「初めてのイモリだからウイモ」
「そか、ちゃんと世話しろよ」
今日は長かったな。
「あちぃ~」
やはりエアコン無しじゃきついな、喜衣の部屋はあるのに、俺の部屋にはないという差別。
「窓開けてもあついね」
「うーん、ま、頑張って寝ろ」
かくいう俺も、暑さで眠れない。
これぞ本当の夏の試練だ。
気がつくと朝、いつのまにか寝ていたらしい。今日は、ちゃんと起きた。
家の前で毎朝恒例ラジオ体操。
そして小腹をすかせ、朝食。
みんな食べ始める。
「そうだ、純麻くんは釣好きかい?」
「うーん、あんまりやったことはないです」
「そうか、じゃぁ今度つりいこうな」
釣好きが増えるのはいいことだ、その日の晩飯が豪勢になるからな。
朝食を食べ終わると。
友達紹介の始まりだ。

~第二章~   へ続く
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~夏の試練~

ん、でもまて、俺も久しぶりにイモリ飼ってみるか。
水槽はなどはあったので、明日とりいくことにした。
まだ日は沈まない、5時だというのにこんなに明るいとは。
おそらく喜衣は宿題をやっているのだろう、静かすぎる。
悠樹はさっきからずっとイモリを見ている、おもしろい話でもしてやるか。
「悠樹、お前コマもってるか?」
「コマ?ああ、ベイブレードならもってるよ」
「いや、そういうのじゃなくて昔のコマ」
「そういうのは、もってないな」
「ここらへんじゃコマ大会見たいのがあるんだ、そうだ、明日の昼はここらへんの友達を紹介しよう、あとコマは俺のを一個やるから、ちなみにコマ大会は8月の終わりごろだから、それまでに練習しとけや」
「ふーん、これが日本のコマねぇ、おもしろそう、さっそくやってみよ!純麻!!」
「ああ、いいぜ、ちょっとまってろ、今コマ台もってくるから」
おれはさっさと台を持ってきた。
「んじゃいくぞ、相手のコマを落とすか、回転が止まるまで続くからな」
「うん!こんなのうまく回せば簡単だよ!」
「ふ、まぁいい、いくぞ!」
俺の掛け声とともに、ふたつのコマがぶつかりあう。
「いけいけー!」
「うぬぬぬ!いけ!そこだ!」
俺のコマが悠樹のコマを弾き飛ばした。
「あ~、いまの完璧だと思ったのにな」
「コマは知識だけじゃだめなんだよ、慣れだよ慣れ、あっはっはっはは!」
「ぐぬ~」
そのあと一時間くらい悠樹と俺はコマで遊んだ。
「ご飯だよ~」
各人居間へ集まる。
「んじゃぁいっただきまーす」
「いっただっきまーす」
「今年は、どれくらい集まるのかしらね」
「あ?何の話してんだ」
「お盆よ、お盆」
「あ~、お盆か、今年は全員これるらしいぞ」
「うちんちの両親も来るんですか?」
「ああ、悠樹くんのおとうさんもおかあさんも来るぞ」
「おお」
「悠樹のおとうさんって、社長さんなんだろ、いいよなあ金持ちは」
「ぜんぜんそんなんじゃないよ!お小遣いなんて月100円だよ!」
「え、俺より少ないじゃん」
「喜衣より少ないじゃん」
「んじゃ、純麻と喜衣は月50円だな」
「あはははは」
「え~そんな~」
会話しているうちに、完食した。
「ごちそうさまでした」
「ごちそうさまでしたー」

      続く
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~暑いな、おい~

「今日はいちだんと暑いな」
「だね~、悠樹くんまだかな?」
足音がする、悠樹だ。
「なんじゃそれ」
ムシカゴ2つ、ムシアミ。
「昆虫とかいたらな~と思って、こっちこカゴはカブトムシとか、こっちのは水中の虫とかだよ!」
ま、いっか、自然に触れるのは悪いことではない。
「んじゃまずここは、川な。みんなは「くね川」って言ってるぞ」
「川がくねくねしてるからね、そんなにでかくはないけど」
「おお、水がきれいだね。あっちのほうは水がこんなに透明じゃないよ」
「そしてそこが、三つ葉の木。な、よく三つ葉のクローバーがみつかるところにある木だから「三つ葉の木」だ」
「ここにカブトムシとかいるの?」
「まぁ夕方とかになれば出るだろ」
「んじゃ今夜一緒にとりにいこう!」
「おいおい、明日でいいだろ、今日は案内だけ」
「お兄ちゃんったら、めんどくさがり屋さんなんだから」
ずんずんと、川にそって歩いていく。
「ここは小学校と中学校、おなじ敷地内にあるんだぞ」
「なるほど」
「ここで毎年、盆踊りやるんだよ!今年の浴衣はなにかな~?」
「ぼく、盆踊りなんて踊れないよ」
「大丈夫!喜衣が教えてあげる!」
そしてまた歩いていく。
「ここは一面田んぼだな」
「おお~、お米がいっぱい」
さらに歩いていく。
「おおおおお!いい景色だね」
「町一番の景色だよ!」
喜衣が説明する。その間おれはそばの水路を見てみる。イモリがよくいるんだが、今はいないか、まぁ帰りにはいるだろ。
さらに歩いて山の一番てっぺんにきた。
「んじゃ弁当ももってきたし、ここで食べるか」
「うん!いっただっきまーす」
二人とも楽しそうでなによりだ。

30分くらい遊んで。
「よし、そろそろ帰るぞ」
「はーい」
帰り道、悠樹がさっきの水路で
「おお!何これ!?」
「うーん、アカハライモリだな」
そういうと悠樹はカゴに水をいれ、アミでイモリを6匹くらいすくい、俺がオスとメスを選び、ほかの4匹は逃がしてあげた。
「腹に毒があるからな、気をつけろよ。」
「おおお、かわいいね」
喜衣も初めてみたのか?
「大事に飼えよ」
そのあともうろうろしながら帰って、家についたのは4時ごろ。
「イモリは何食べるの~?」
「そこらへんの土ほればミミズがいるから、それをあげればいい、もしくはこの亀の餌でも上げとけばいい」
「んじゃ、ミミズとってくるね~」
悠樹はミミズをとってきて、イモリが食べやすそうなサイズに切ってカゴの中にいれた、ほかにも石などももってきてそれも入れた。
「おお~たべたたべた!」
「3、4日に一回でいいから、水かえしっかりやれよ」
「うん」
さーて、俺は宿題でもやるか。


~夏の試練~  へ続く。
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~第一章:町案内~

「んじゃ、明日の朝飯食ったあとに、この町案内ヨロシクな!」
「へいへい」
と、言っておれは部屋に戻り、アイスを買いに行く準備をした、すると悠樹が一緒に行きたそうな目でこっちを見てきた。
「お前、口があるんだから、ちゃんとしゃべれよ」
「うん、じゃあいっしょに連れてって!」
やれやれだ。
田舎といってもコンビニはある、だが自転車で8分くらいかかる。
さらに今日は悠樹がいるため徒歩でいかなきゃならぬ、徒歩だと20分はかかるぞorz
「わ~、草のにおいがするね~」
「ん?そうか、俺にはいつもと変わんないけどな」
「ところで、純麻!ここらへんってカブトムシとか採れるの?僕それが楽しみなんだ!」
まぁ定番だな、夏の風物詩、カブトムシくんか。
「あぁ、そこらへんの森や林のなかにいるよ、いまはどうだかわからんが、昔はでっかいのがいっぱい採れたんだぞ」
「へ~、めっちゃ楽しみ!」
こんな会話か続き、やっとコンビニについた、今日は2週間分買っていこう。
「いらっしゃいませ~、おお、純ちゃん、今日はいつものアイス売り切れてんだ、ごめんよ」
何~!?!?!?俺が愛しているあの『十勝生乳使用 バニラアイス』がないだと!?
「あ~、わかりました、アハハ」
がっかりしながらアイスのところへいくと。
「純麻!これおいしいよ!」
ん?『サマーアイスボー』だと?まぁ、いい、買ってみるか。
俺はそのアイスを二週間分カゴの中へいれる、レジへもっていき、氷なども袋の中に入れてもらい、コンビニをあとにした。
おれはさっそく一本取り出して食べ始める。
悠樹にも、一本あげて食べ始める。
ん、なんだこれ、めちゃくちゃうまいじゃないか!?こいつ、なかなかやるな。
「ね?おいしいでしょ?」
そして家へ帰って冷凍庫の奥の方へアイスをいれ縁側でくつろぐ。
なんでだろう、毎日同じ景色なのに、毎回ここにきてもあきない、不思議なものだ。
悠樹は荷物を俺の部屋にもっていき宿題をやりはじめた、やる気マンマンだな、まあ小3の宿題なんて半日あれば終わるんだろうな、小6の俺なんぞ、そんだけじゃすまないぞ。
今日も平和な時間がすぎてゆく、すると友達と遊びに行っていた喜衣が帰ってきて。
「悠樹くんどこどこ?」
「悠樹ならいま俺の部屋にいるぞ」
というと颯爽と俺の部屋に消えていった、まぁあいつも小3だしな、一緒に宿題やっていてくれればいいのだが。
と思いつつ5分後、悠樹が二階から降りてきた。
「おう、もう宿題あきたのか?」
「ううん、もう終わった」
んんんんんんんんん?たしかコイツが宿題やりはじめてからまだ2時間しかたってないぞ!す、、すごい。
「そ、そうか、まぁあと少しで晩飯だしな、今日は多分豪華だぞ」
「ほんと!?わーい!」
二階からは喜衣が降りてきて。
「悠樹くん!宿題よくできないから教えて!」
「うん、わかった!」
部屋ではさみしいのか、縁側のすぐとなりの居間で二人は宿題をはじめた。あー、俺もやらなきゃな。ま、8月入ってからでいっか。
晩飯の時間が来る。
「今日母さん頑張ったわよ~」
案の定刺身や、焼肉などの豪華な飯だ。
「んじゃぁ、あらためて紹介する!今日から夏休みの間うちにいる、悠樹くんだ!」
「御久し振りです!これから夏休みの終わりまでおせわになります!」
「あら~、礼儀がなっているわね、うちの二人とは違って」
みんな、笑う。
「んじゃ、いっただっきまーす」
「いっただっきまーす」

腹が満腹に満たされ、ごちそうさまをすると、うちの家族はいつもの所定のところへつく。
母は居間でテレビを、父は釣道具の管理、喜衣はなんでかしらんが一番風呂、そしておれは星空を眺める。
やはり悠樹はおれのそばへきた。
「わ~、星がいっぱい!なんだかこわいね」
「そうか?いつもと変わらんが、都会の方じゃ星は見れないのか?」
「う~ん冬はよく見えるけど、夏はあんまり見えないよ」
ふむ、田舎・・・か。
ぼーっとながめていると、喜衣が風呂からあがってきた。
「よし、風呂入るか」
「んじゃ純麻、悠樹くんもよろしくね!」
ま、いっか。
風呂のなか。
「明日も楽しみだな~」
「うーん、喜衣も一緒に行かせるか」
「うん、いっぱいいた方がいいしね!」
ホントは、喜衣がいれば面倒がなくなるんだよな。
体を洗い、風呂からあがると。喜衣が目の前でハミガキをしていた。
「ん?キャーーーー!」
あ、俺のはともかく、悠樹のは見ちゃいかんな。
「悠樹、ホレタオル」
「あわわわ!ごめんね喜衣ちゃん!」
喜衣は、いいよと赤面になりながらはみがきを終わらせた。
ついに、今日も終わりか。
布団をしいて、まぁ俺はベットだからこの布団は悠樹のだ。
「電気消すぞ」
「うん」
部屋中が真っ暗になり光は窓からの月の光と星の光だけだ。
「ねえ純麻」
「なんだ」
「純麻ベットずるいよ」
「んじゃ変わるか?」
「うん!」
暗闇の中で位置をかわる。
「んじゃおやすみ」
返事はない、もう寝たのか、まぁそりゃ疲れるわな。

次の日、朝起きると悠樹の姿はない、起きるのも早いな。
「おはよう」
ん、みんなもう朝食食べてる、早すぎだろ。
「おはようじゃないでしょ!純麻遅いわよ!」
「すいまへーん、いただきます」
朝はやっぱり納豆だな。
「んじゃ、純麻、町案内よろしくな」
「うん、あ、そうだ喜衣も一緒にこいよ、今日予定ないだろ」
「うんわかった!」
ふう、これで世話係ができた。
「んじゃ食べ終わったらハミガキして、家の外に集合な」


~暑いな、オイ~  へ続く。
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え~、みなさん御久し振りです。
暇なので小説?を書いてみたいとおもいます。
では

~第一章~

「暑い~」
やっと一学期も終わって夏休み、終業式ではみんなワクワクの顔をしていた。
俺は肩がはずれそうになるくらいの重い荷物を両手に持ち、自分の家へと帰っていた。
夏休みになって初めにやるとこを宿題なんていうやつは、そうとう勉強が好きなのか、アホなのかのどちらだ。まず夏休みになったら・・・。俺はコンビニにアイスを買いに行くのだ。
家にもアイスはあるが、全部親父が食ってしまうため、俺の食う分がなくなる。
と、まぁこの後どうしようなど考えながら家につくと見知らぬ靴がそこに置いてあった。
「ただいま~、誰かいるの?」
そう、いました。そこにいるのは
「おお帰ってきたか、ほら、悠樹くんきてるぞ」
「おかえり!純麻!」
純麻というのは俺の名前だ。
そして悠樹とはおれのいことだ、まぁよくきたもんだな。こんなド田舎に都会っ子が何しにきたんだ。なんだ、あれか?都会の自慢しにきたのか?まぁいい、とりあえず部屋に荷物を置いて、体が浮いている感覚を味わいながら居間に戻った。
「純麻、これから悠樹君は夏休みの終わりごろまでうちにいるからな!頼んだぞ!」
ん?何?
「え・・・?なにそれ、聞いてないんだけど」
「言っただろう、一か月も前に」
・・・。ハッ!
それは一か月前のこと

「今年の夏休み、悠樹くん来るらしいわよ~」
「おお!久しぶりだな、会うのは」
「純麻って誰だよ;」
「なんだ、覚えてないのか?小さいころよく遊んだんだぞ、いとこなんだから覚えとけよ!」
「は~い」
「夏休みの間、悠樹君は純麻の部屋で寝るからな!」
「へ!?なんで俺!?喜衣の部屋でいいだろ?」
「やだよ!だって男の子なんだよ?お兄ちゃんの部屋でいいでしょ!」

思い出した。
「よろしくね!純麻!」
~第一章:町案内~へと続く...
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